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怒色
ふりがな文庫
“怒色”の読み方と例文
読み方
割合
どしょく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どしょく
(逆引き)
なるほど、自尊心のつよい一徹武者らしいと、年の若い兵部の方が、かえって、観察的な微笑をもって、かれの
怒色
(
どしょく
)
をながめていた。
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
踊る者があり、歌う者があれば、また、一
隅
(
ぐう
)
では、
怒色
(
どしょく
)
をなして、酒に、
欝
(
うつ
)
をいわせている者があるのも、人間講とすれば、やむをえない。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
信長の面には、人々が案じていたような
怒色
(
どしょく
)
は出て来なかった。かえって、非常に安心したような落着きのなかに
蔽
(
おお
)
いきれない歓びすらあふれていた。
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
怒色(どしょく)の例文をもっと
(4作品)
見る
怒
常用漢字
中学
部首:⼼
9画
色
常用漢字
小2
部首:⾊
6画
“怒”で始まる語句
怒
怒鳴
怒濤
怒号
怒罵
怒髪
怒気
怒涛
怒声
怒氣