“怒声”の読み方と例文
読み方割合
どせい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だが、目はぬのをもってふさがれ、両手りょうては杭にしばりつけられている二人の怒声どせいは、むざんな役人たちの心に、ありふれた、世迷よまごととしかひびかなかった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
反対の方からは、雇人やといにんの一隊が、それというので駆けつける。これは茶碗がれた音に愕いたというよりも、旦那様の怒声どせいに対応して駆けつけたのであった。
什器破壊業事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)
敵が起きて来たらしく、あちこちに怒声どせいがおこる。
大空魔艦 (新字新仮名) / 海野十三(著)