“怒罵”の読み方と例文
読み方割合
どば100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もしか敵役(かたきやく)でも出ようものなら熱誠を籠(こ)めた怒罵(どば)の声が場内に充満(いっぱい)になる不秩序な賑(にぎ)やかさが心も躍(おど)るように思わせたのに違いない。
山の手の子 (新字新仮名) / 水上滝太郎(著)
己は自分の隣に座を占めて、頻りに怒罵(どば)を浴びせて居た一人の酔漢が、黒ん坊の姿を見ると、首をちゞめて小さくなってしまったのに心付いた。
小僧の夢 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
彼は途々(みちみち)この一言(いちごん)を胸に幾度(いくたび)か繰返した、そして一念端(はし)なくもその夜の先生の怒罵(どば)に触れると急に足が縮(すく)むよう思った。
富岡先生 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)