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怒涛
ふりがな文庫
“怒涛”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
どとう
83.3%
どたう
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どとう
(逆引き)
番町の火は今や
五味坂
(
ごみざか
)
上の
三井
(
みつい
)
邸のうしろに迫って、
怒涛
(
どとう
)
のように暴れ狂う
焔
(
ほのお
)
のなかに西洋館の高い建物がはっきりと浮き出して白くみえた。
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
強
(
つよ
)
い
風
(
かぜ
)
は、
無残
(
むざん
)
にちょうを
海
(
うみ
)
の
上
(
うえ
)
に
吹
(
ふ
)
きつけました。そして、たちまち
怒涛
(
どとう
)
は、ちょうをのんでしまったのです。
ちょうと怒濤
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
怒涛(どとう)の例文をもっと
(5作品)
見る
どたう
(逆引き)
星影まばらに風寒き所、
圧
(
お
)
しつ圧されつ動揺するさま、
怒涛
(
どたう
)
の闇夜寄せつ砕けつするに異らず
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
怒涛(どたう)の例文をもっと
(1作品)
見る
“怒涛”の意味
《名詞》
怒涛(どとう)
荒れ狂う大きな波。
はげしい勢いで押し寄せたり、押し進んだりするさま。
(出典:Wiktionary)
怒
常用漢字
中学
部首:⼼
9画
涛
漢検準1級
部首:⽔
10画
“怒”で始まる語句
怒
怒鳴
怒濤
怒号
怒罵
怒気
怒髪
怒声
怒氣
怒色
“怒涛”のふりがなが多い著者
木下尚江
槙村浩
国枝史郎
海野十三
岡本綺堂
小川未明