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怒気
ふりがな文庫
“怒気”のいろいろな読み方と例文
旧字:
怒氣
読み方
割合
どき
86.7%
いかり
13.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どき
(逆引き)
勝家
(
かついえ
)
も
愚将
(
ぐしょう
)
ではない、ましてや分別もじゅうぶんな年ごろ。
理
(
り
)
のとうぜんに、やり場のない
怒気
(
どき
)
が、うめきとなって口からもれる。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と云いさま、ガアッと
痰
(
たん
)
を
彼
(
か
)
の若侍の顔に
唾
(
は
)
き付けました故、
流石
(
さすが
)
に勘弁強い若侍も、今は
早
(
は
)
や
怒気
(
どき
)
一度に
面
(
かお
)
に
顕
(
あら
)
われ
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
怒気(どき)の例文をもっと
(13作品)
見る
いかり
(逆引き)
としらふで
冷罵
(
おひゃ
)
れば、巡査は全身の
怒気
(
いかり
)
頭上に上りて、「無礼者め。」ともう
血眼
(
ちまなこ
)
、二ツ三ツ
撲
(
なぐ
)
りつける。
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
頭ごなしに
罵
(
のゝし
)
らうとして、
反
(
かへ
)
つて丑松の為に
言敗
(
いひまく
)
られた気味が有るので、
軽蔑
(
けいべつ
)
と
憎悪
(
にくしみ
)
とは
猶更
(
なほさら
)
容貌の上に表れる。『何だ——この穢多めが』とは其の
怒気
(
いかり
)
を帯びた眼が言つた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
怒気(いかり)の例文をもっと
(2作品)
見る
“怒気”の意味
《名詞》
怒りの感情やそれが現れた表情。
(出典:Wiktionary)
怒
常用漢字
中学
部首:⼼
9画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
“怒気”で始まる語句
怒気心頭
怒気忿々
怒気憤々
怒気紛々
検索の候補
怒気心頭
怒気忿々
怒気憤々
怒気紛々
“怒気”のふりがなが多い著者
吉川英治
三遊亭円朝
林不忘
江戸川乱歩
島崎藤村
岡本かの子
泉鏡花