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無残
ふりがな文庫
“無残”のいろいろな読み方と例文
旧字:
無殘
読み方
割合
むざん
82.1%
むご
10.7%
みじめ
3.6%
むごたら
3.6%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むざん
(逆引き)
つく/″\と
見
(
み
)
れば
無残
(
むざん
)
や、
形
(
かたち
)
のない
声
(
こゑ
)
が
言交
(
いひか
)
はした
如
(
ごと
)
く、
頭
(
かしら
)
が
畳
(
たゝみ
)
の
上
(
うへ
)
へ
離
(
はな
)
れ、
裙
(
すそ
)
が
梁
(
うつばり
)
にも
留
(
と
)
まらずに
上
(
うへ
)
から
倒
(
さかさま
)
に
釣
(
つる
)
して
有
(
あ
)
る……
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
無残(むざん)の例文をもっと
(23作品)
見る
むご
(逆引き)
と、さすがに心ない土人たちの眼にも、この
無残
(
むご
)
たらしさだけは正視することができなかったとみえて、いずれも顔を
背
(
そむ
)
けながら口々に
喚
(
わめ
)
き立てた。
令嬢エミーラの日記
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
無残(むご)の例文をもっと
(3作品)
見る
みじめ
(逆引き)
白いベッドの上に
横
(
よこた
)
えられた
無残
(
みじめ
)
な自分の姿が明かに見えた。鎖を切って逃げる事ができない時に犬の出すような自分の
唸
(
うな
)
り声が
判然
(
はっきり
)
聴えた。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
無残(みじめ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
むごたら
(逆引き)
「この
無残
(
むごたら
)
しいお前の自害も元はといえば右衛門めが
由
(
よし
)
ない事を云ったからじゃ!」
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
無残(むごたら)の例文をもっと
(1作品)
見る
“無残”の意味
《名詞》
無残(むざん)
残酷なこと。いたましいこと。あわれなこと。また、そのさま。「見るも無残な光景」
(出典:Wiktionary)
無
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
残
常用漢字
小4
部首:⽍
10画
“無残”で始まる語句
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無残絵
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残虐無類
“無残”のふりがなが多い著者
牧野富太郎
橘外男
直木三十五
夏目漱石
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海野十三
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中里介山
泉鏡太郎
夢野久作