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無残
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むご
ふりがな文庫
“
無残
(
むご
)” の例文
旧字:
無殘
と、さすがに心ない土人たちの眼にも、この
無残
(
むご
)
たらしさだけは正視することができなかったとみえて、いずれも顔を
背
(
そむ
)
けながら口々に
喚
(
わめ
)
き立てた。
令嬢エミーラの日記
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
あの音のガンガン鳴り続けいる
中
(
うち
)
なら、
妾
(
わたし
)
たちがドンナに
無残
(
むご
)
い殺されようをしても村の人には聞えやせんでなあ。一知は村の者から頼まれて、私たちを殺しに来た奴かも知れんと思うがなあ。
巡査辞職
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
思いもかけぬ
無残
(
むご
)
い姿の仏様じゃ。
狂歌師赤猪口兵衛:博多名物非人探偵
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
“無残”の意味
《名詞》
無残(むざん)
残酷なこと。いたましいこと。あわれなこと。また、そのさま。「見るも無残な光景」
(出典:Wiktionary)
無
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
残
常用漢字
小4
部首:⽍
10画
“無残”で始まる語句
無残々々
無残絵
無残無残