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へい
ふりがな文庫
“
兵
(
へい
)” の例文
彼
(
か
)
の
(四三)
三
晉
(
しん
)
の
兵
(
へい
)
は、
素
(
もと
)
(四四)
悍勇
(
かんゆう
)
にして
齊
(
せい
)
を
輕
(
かろ
)
んじ、
齊
(
せい
)
を
號
(
がう
)
して
怯
(
けふ
)
と
爲
(
な
)
す。
善
(
よ
)
く
戰
(
たたか
)
ふ
者
(
もの
)
は
(四五)
其勢
(
そのいきほひ
)
に
因
(
よ
)
つて
之
(
これ
)
を
利導
(
りだう
)
す。
国訳史記列伝:05 孫子呉起列伝第五
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
有
(
あ
)
るには
有
(
あ
)
るが
預
(
あづ
)
けてある。
勢
(
いきほ
)
ひ
兵
(
へい
)
を
分
(
わか
)
たねば
成
(
な
)
らない。
暮
(
くれ
)
から
人質
(
ひとじち
)
に
入
(
はひ
)
つてゐる
外套
(
ぐわいたう
)
と
羽織
(
はおり
)
を
救
(
すく
)
ひだすのに、
手
(
て
)
もなく
八九枚
(
はつくまい
)
討取
(
うちと
)
られた。
火の用心の事
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
琵琶湖
(
びわこ
)
の湖北に迫って、
兵
(
へい
)
鼓
(
こ
)
をうちたたき、声をうしおと揚げて、
京洛
(
みやこ
)
に近づきつつあるという情報の
頻々
(
ひんぴん
)
たるものがある。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
天子
(
てんし
)
さまはたいそうおおどろきになり、
伊豆
(
いず
)
の
国司
(
こくし
)
の
狩野介茂光
(
かののすけしげみつ
)
というものにたくさんの
兵
(
へい
)
をつけて、二十
余艘
(
よそう
)
の
船
(
ふね
)
で
大島
(
おおしま
)
をお
攻
(
せ
)
めさせになりました。
鎮西八郎
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
今
(
いま
)
や
世界
(
せかい
)
の
各國
(
かくこく
)
は
互
(
たがひ
)
に
兵
(
へい
)
を
練
(
ね
)
り
武
(
ぶ
)
を
磨
(
みが
)
き、
特
(
こと
)
に
海軍力
(
かいぐんりよく
)
には
全力
(
ぜんりよく
)
を
盡
(
つく
)
して
英佛露獨
(
エイフツロドク
)
、
我
(
われ
)
劣
(
をと
)
らじと
權勢
(
けんせい
)
を
爭
(
あらそ
)
つて
居
(
を
)
る、
而
(
しか
)
して
目今
(
もくこん
)
其
(
その
)
權力
(
けんりよく
)
爭議
(
さふぎ
)
の
中心點
(
ちゆうしんてん
)
は
多
(
おほ
)
く
東洋
(
とうやう
)
の
天地
(
てんち
)
で
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
▼ もっと見る
こちらは
寡勢
(
かぜい
)
(
兵
(
へい
)
の
少
(
すく
)
ないこと)で、
敵
(
てき
)
のほうは
大部隊
(
だいぶたい
)
であるうえに、
敵
(
てき
)
の
拠点
(
きょてん
)
(よりどころ)でもあったから、
打
(
う
)
ち
出
(
だ
)
すたまは、さながら
雨
(
あめ
)
の
降
(
ふ
)
るように
集注
(
しゅうちゅう
)
されました。
しらかばの木
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
周
(
しゅう
)
の
武王
(
ぶおう
)
が
殷
(
いん
)
の
紂王
(
ちゅうおう
)
を
伐
(
う
)
たんと出征したとき、民みな
武王
(
ぶおう
)
の意を迎えたが、
伯夷叔斉
(
はくいしゅくせい
)
のみは独立行動に
出
(
い
)
でて、
武王
(
ぶおう
)
の馬を
叩
(
たた
)
いて
諫
(
いさ
)
めた。左右の者ども両人を
兵
(
へい
)
せんとした。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
李克
(
りこく
)
曰
(
いは
)
く、『
起
(
き
)
は
貪
(
たん
)
にして
色
(
いろ
)
を
好
(
この
)
む。
然
(
しか
)
れども
兵
(
へい
)
を
用
(
もち
)
ふるは、
司馬穰苴
(
しばじやうしよ
)
も
過
(
す
)
ぐる
能
(
あた
)
はざる
也
(
なり
)
』と。
是
(
ここ
)
に
於
(
おい
)
て
魏
(
ぎ
)
の
文矦
(
ぶんこう
)
以
(
もつ
)
て
將
(
しやう
)
と
爲
(
な
)
す。
国訳史記列伝:05 孫子呉起列伝第五
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
すでに
兵
(
へい
)
倦
(
う
)
み、
兵糧
(
ひょうろう
)
もとぼしく、もとより
譜代
(
ふだい
)
の臣でもない
野武士
(
のぶし
)
の部下は、日のたつほどひとり去りふたりにげ、この陣地をすて去るにちがいない。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
すると
船
(
ふね
)
はみごとに
大穴
(
おおあな
)
があいて、たくさんの
兵
(
へい
)
を
乗
(
の
)
せたまま、ぶくぶくと
海
(
うみ
)
の中に
沈
(
しず
)
んでしまいました。
敵
(
てき
)
はあわてて
海
(
うみ
)
の中でしどろもどろに
乱
(
みだ
)
れて
騒
(
さわ
)
ぎはじめました。
鎮西八郎
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
「
兵
(
へい
)
さん、このごろは、どうですい。」と、
聞
(
き
)
くものがいると、
兵蔵
(
へいぞう
)
は、にやりと
笑
(
わら
)
って
生きている看板
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
景公
(
けいこう
)
、
穰苴
(
じやうしよ
)
を
召
(
め
)
して
與
(
とも
)
に
兵事
(
へいじ
)
を
語
(
かた
)
り、
大
(
おほい
)
に
之
(
これ
)
を
説
(
よろこ
)
び、
以
(
もつ
)
て
將軍
(
しやうぐん
)
と
爲
(
な
)
し、
兵
(
へい
)
を
將
(
ひき
)
ゐて
燕
(
えん
)
・
晉
(
しん
)
の
師
(
し
)
を
扞
(
ふせ
)
がしむ。
穰苴
(
じやうしよ
)
曰
(
いは
)
く
国訳史記列伝:04 司馬穰苴列伝第四
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
奔々
(
ほんぽん
)
と
閃
(
ひらめ
)
く川水は前方に見えるが、柿崎隊の
大蕪菁
(
おおかぶら
)
の
馬簾
(
ばれん
)
や、中軍の中之丸旗、
毘沙門旗
(
びしゃもんき
)
のいたずらに
啾々
(
しゅうしゅう
)
と
嘯
(
うそぶ
)
くばかりで、いつまで経っても馬すすまず
兵
(
へい
)
渉
(
わた
)
らず
上杉謙信
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
天
(
てん
)
に
代
(
か
)
わりて
不義
(
ふぎ
)
を
討
(
う
)
つ、
忠勇無双
(
ちゅうゆうむそう
)
の
我
(
わ
)
が
兵
(
へい
)
は……。」と、
日
(
ひ
)
の
丸
(
まる
)
の
旗
(
はた
)
を
持
(
も
)
った、
子供
(
こども
)
がうたっていました。きっと、さっき
立
(
た
)
った
兵士
(
へいし
)
を
見送
(
みおく
)
った
子供
(
こども
)
たちでありましょう。
昼のお月さま
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
すぐ
阿蘇忠国
(
あそのただくに
)
を
案内者
(
あんないしゃ
)
にして、わずかな
味方
(
みかた
)
の
兵
(
へい
)
を
連
(
つ
)
れたなり、
九州
(
きゅうしゅう
)
の
城
(
しろ
)
という
城
(
しろ
)
を
片
(
かた
)
っぱしからめぐり
歩
(
ある
)
いて、十三の
年
(
とし
)
の
春
(
はる
)
から十五の
年
(
とし
)
の
秋
(
あき
)
まで、
大戦
(
おおいくさ
)
だけでも二十
何度
(
なんど
)
鎮西八郎
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
起
(
き
)
曰
(
いは
)
く、『
西河
(
せいが
)
を
守
(
まも
)
りて、
秦
(
しん
)
の
兵
(
へい
)
敢
(
あへ
)
て
東
(
ひがし
)
に
郷
(
むか
)
はず、
韓
(
かん
)
・
趙
(
てう
)
・
(九二)
賓從
(
ひんじう
)
するは、
子
(
し
)
、
起
(
き
)
に
孰
(
いづ
)
れぞ』と。
国訳史記列伝:05 孫子呉起列伝第五
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
「
陛下
(
へいか
)
は、これまで
戦
(
たたか
)
いに
負
(
ま
)
けられたことがありません。なんでも
思
(
おも
)
うままに、なしとげられてこられました。」と、
占
(
うらな
)
い
者
(
しゃ
)
はいって、あるとき、
王
(
おう
)
さまがわずかな
兵
(
へい
)
で
大軍
(
たいぐん
)
を
破
(
やぶ
)
られたこと
北海の白鳥
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
鵞毛
(
がもう
)
の
兵
(
へい
)
三国志:09 図南の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
(一三)
區區
(
くく
)
の
齊
(
せい
)
を
以
(
もつ
)
て、
(一四)
海濱
(
かいひん
)
に
在
(
あ
)
り、
(一五)
貨
(
くわ
)
を
通
(
つう
)
じ
財
(
ざい
)
を
積
(
つ
)
み、
國
(
くに
)
を
富
(
と
)
まし
兵
(
へい
)
を
彊
(
つよ
)
うし、
(一六)
俗
(
ぞく
)
と
好惡
(
かうを
)
を
同
(
おな
)
じうす
故
(
ゆゑ
)
に
(一七)
其稱
(
そのしよう
)
に
曰
(
いは
)
く、
(一八)
国訳史記列伝:02 管晏列伝第二
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
是
(
ここ
)
に
於
(
おい
)
て
韓非
(
かんぴ
)
、((韓王ノ))
國
(
くに
)
を
治
(
をさ
)
むるに、
其
(
その
)
法制
(
はふせい
)
を
修明
(
しうめい
)
し・
(四七)
勢
(
いきほひ
)
を
執
(
と
)
つて
以
(
もつ
)
て
其
(
その
)
臣下
(
しんか
)
を
御
(
ぎよ
)
し・
國
(
くに
)
を
富
(
と
)
まし
兵
(
へい
)
を
彊
(
つよ
)
うして・
以
(
もつ
)
て
人
(
ひと
)
を
求
(
もと
)
め
賢
(
けん
)
に
任
(
にん
)
ずるを
務
(
つと
)
めず
国訳史記列伝:03 老荘申韓列伝第三
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
三日
(
みつか
)
にして
後
(
のち
)
兵
(
へい
)
を
勒
(
ろく
)
す。
病者
(
びやうしや
)
も
皆
(
みな
)
行
(
ゆ
)
かんことを
求
(
もと
)
め、
爭
(
あらそ
)
ひ
奮
(
ふる
)
つて、
出
(
い
)
でて
之
(
これ
)
が
爲
(
た
)
めに
戰
(
たたかひ
)
に
赴
(
おもむ
)
けり。
晉
(
しん
)
の
師
(
し
)
之
(
これ
)
を
聞
(
き
)
き、
爲
(
た
)
めに
罷
(
や
)
め
去
(
さ
)
り、
燕
(
えん
)
の
師
(
し
)
之
(
これ
)
を
聞
(
き
)
き、
水
(
みづ
)
を
度
(
わた
)
つて
解
(
と
)
く。
国訳史記列伝:04 司馬穰苴列伝第四
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
是
(
ここ
)
に
於
(
おい
)
て
之
(
これ
)
を
追撃
(
つゐげき
)
して、
遂
(
つひ
)
に
亡
(
うしな
)
ふ
所
(
ところ
)
の
封内
(
ほうない
)
の
(三〇)
故境
(
こきやう
)
を
取
(
と
)
りて、
兵
(
へい
)
を
引
(
ひ
)
いて
歸
(
かへ
)
る。
未
(
いま
)
だ
國
(
くに
)
に
至
(
いた
)
らず、
(三一)
兵旅
(
へいりよ
)
を
釋
(
と
)
き、
約束
(
やくそく
)
を
解
(
と
)
き、
誓盟
(
せいめい
)
して
而
(
しか
)
る
後
(
のち
)
邑
(
いふ
)
に
入
(
い
)
れり。
国訳史記列伝:04 司馬穰苴列伝第四
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
昔
(
むかし
)
鄭
(
てい
)
の
武公
(
ぶこう
)
、
胡
(
こ
)
を
伐
(
う
)
たんと
欲
(
ほつ
)
し、
廼
(
すなは
)
ち
(一〇二)
其子
(
そのこ
)
を
以
(
もつ
)
て
之
(
これ
)
に
妻
(
めあは
)
せたり。
因
(
よ
)
つて
羣臣
(
ぐんしん
)
に
問
(
と
)
うて
曰
(
いは
)
く、「
吾
(
われ
)
、
兵
(
へい
)
を
用
(
もち
)
ひんと
欲
(
ほつ
)
す、
誰
(
たれ
)
か
伐
(
う
)
つ
可
(
べ
)
き
者
(
もの
)
ぞ」と。
關其思
(
くわんきし
)
曰
(
いは
)
く、「
胡
(
こ
)
伐
(
う
)
つ
可
(
べ
)
し」と。
国訳史記列伝:03 老荘申韓列伝第三
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
昭矦
(
せうこう
)
用
(
もつ
)
て
相
(
しやう
)
と
爲
(
な
)
し、
内
(
うち
)
、
政教
(
せいけう
)
を
修
(
をさ
)
め、
外
(
ほか
)
、
諸矦
(
しよこう
)
に
應
(
おう
)
ずること十五
年
(
ねん
)
、
申子
(
しんし
)
の
身
(
み
)
を
終
(
をは
)
るまで、
國
(
くに
)
治
(
をさ
)
まり
兵
(
へい
)
彊
(
つよ
)
く、
韓
(
かん
)
を
侵
(
をか
)
す
者
(
もの
)
無
(
な
)
かりき。
申子
(
しんし
)
の
學
(
がく
)
は、
(四二)
黄老
(
くわうらう
)
に
本
(
もと
)
づき、
(四三)
刑名
(
けいめい
)
を
主
(
しゆ
)
とせり。
国訳史記列伝:03 老荘申韓列伝第三
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
...
臣
(
しん
)
を
以
(
もつ
)
て
君
(
きみ
)
を
弑
(
し
)
す、
仁
(
じん
)
と
謂
(
い
)
ふ
可
(
べ
)
けんや』と。
(三〇)
左右
(
さいう
)
(三一)
之
(
これ
)
を
兵
(
へい
)
せんと
欲
(
ほつ
)
す。
(三二)
太公
(
たいこう
)
曰
(
いは
)
く、『
此
(
こ
)
れ
義人
(
ぎじん
)
也
(
なり
)
』と。
扶
(
たす
)
けて
去
(
さ
)
らしむ。
武王
(
ぶわう
)
已
(
すで
)
に
殷
(
いん
)
の
亂
(
らん
)
を
平
(
たひら
)
げ、
天下
(
てんか
)
、
周
(
しう
)
を
(三三)
宗
(
そう
)
とす。
国訳史記列伝:01 伯夷列伝第一
(旧字旧仮名)
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司馬遷
(著)
“兵”の解説
軍隊用語としての兵(へい)は、軍隊の階級区分の一。字義については語源を参照。
(出典:Wikipedia)
兵
常用漢字
小4
部首:⼋
7画
“兵”を含む語句
兵士
水兵
兵糧
大兵
兵部大輔
小兵
軍兵
雑兵
権兵衛
角兵衛獅子
兵法
兵部少輔
竜騎兵
五郎兵衛
兵衞
兵衛
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砲兵工廠
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徴兵
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