“羣臣”の読み方と例文
読み方割合
ぐんしん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
燕王辞すること再三、諸王羣臣(ぐんしん)、頓首(とんしゅ)して固く請う。王遂(つい)に奉天殿(ほうてんでん)に詣(いた)りて、皇帝の位に即く。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
昔(むかし)鄭(てい)の武公(ぶこう)、胡(こ)を伐(う)たんと欲(ほつ)し、廼(すなは)ち(一〇二)其子(そのこ)を以(もつ)て之(これ)に妻(めあは)せたり。因(よ)つて羣臣(ぐんしん)に問(と)うて曰(いは)く、「吾(われ)、兵(へい)を用(もち)ひんと欲(ほつ)す、誰(たれ)か伐(う)つ可(べ)き者(もの)ぞ」と。關其思(くわんきし)曰(いは)く、「胡(こ)伐(う)つ可(べ)し」と。
昔高帝(こうてい)升遐(しょうか)したもう時、遺篋(いきょう)あり、大難に臨まば発(あば)くべしと宣(のたま)いぬ。謹んで奉先殿(ほうせんでん)の左に収め奉れりと。羣臣(ぐんしん)口々に、疾(と)く出(いだ)すべしという。宦者(かんじゃ)忽(たちまち)にして一の紅(くれない)なる篋(かたみ)を舁(か)き来(きた)りぬ。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)