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胡
ふりがな文庫
“胡”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こ
53.8%
えびす
23.1%
な
7.7%
なん
7.7%
ホー
7.7%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こ
(逆引き)
しかし結局それは、
胡
(
こ
)
に
降
(
くだ
)
ったときの
己
(
おのれ
)
の志が
那辺
(
なへん
)
にあったかということ。その志を行なう前に故国の一族が
戮
(
りく
)
せられて、もはや帰るに由なくなった事情とに尽きる。
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
胡(こ)の例文をもっと
(7作品)
見る
えびす
(逆引き)
その当時、
戎呉
(
じゅうご
)
という
胡
(
えびす
)
の勢力が盛んで、しばしば国境を犯すので、諸将をつかわして征討を試みても、容易に打ち勝つことが出来ない。
中国怪奇小説集:03 捜神記(六朝)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
胡(えびす)の例文をもっと
(3作品)
見る
な
(逆引き)
「
子
(
し
)
胡
(
な
)
んぞ此に在るか? 此れ
豈
(
あに
)
久しく留る
可
(
べ
)
けんや。
速
(
すみやか
)
に我に従つて出でよ。」
鴉片
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
胡(な)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
なん
(逆引き)
然
(
しか
)
るに
奸臣
(
かんしん
)
斉泰
(
せいたい
)
黄子澄
(
こうしちょう
)
、禍心を包蔵し、
橚
(
しゅく
)
、
榑
(
ふ
)
、
栢
(
はく
)
、
桂
(
けい
)
、
楩
(
べん
)
の五弟、数年ならずして、並びに
削奪
(
さくだつ
)
せられぬ、
栢
(
はく
)
や
尤
(
もっとも
)
憫
(
あわれ
)
むべし、
闔室
(
こうしつ
)
みずから
焚
(
や
)
く、聖仁
上
(
かみ
)
に在り、
胡
(
なん
)
ぞ
寧
(
なん
)
ぞ
此
(
これ
)
に忍ばん。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
胡(なん)の例文をもっと
(1作品)
見る
ホー
(逆引き)
その夜も僕は云う迄もなく、麻雀に夢中になっていたのですが、僕の相手と云うのは、倶楽部の番人で
胡
(
ホー
)
と云う中年の支那人でした。
象牙の牌
(新字新仮名)
/
渡辺温
(著)
胡(ホー)の例文をもっと
(1作品)
見る
“胡”の解説
胡(こ)は、古代中国の北方・西方民族に対する蔑称。「胡瓜」、「胡弓」、「胡姫」のように、これらの異民族由来のものである事を示す用法がある。
もともとの意味は、「あごひげ」が長い人である。
(出典:Wikipedia)
胡
漢検準1級
部首:⾁
9画
“胡”を含む語句
胡瓜
胡蝶
胡弓
胡坐
胡桃
胡座
胡人
胡籙
胡同
胡粉
胡麻化
胡麻塩
胡乱
大胡坐
胡魔化
胡椒
胡散臭
胡麻塩頭
胡蘿蔔
大胡座
...
“胡”のふりがなが多い著者
司馬遷
渡辺温
南方熊楠
中島敦
泉鏡太郎
幸田露伴
吉川英治
岡本綺堂
泉鏡花
田中貢太郎