“削奪”の読み方と例文
読み方割合
さくだつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
帝の側(かたえ)には黄子澄(こうしちょう)斉泰(せいたい)あり、諸藩を削奪(さくだつ)するの意、いかでこれ無くして已(や)まん。燕王(えんおう)の傍(かたえ)には僧道衍(どうえん)袁珙(えんこう)あり、秘謀を醞醸(うんじょう)するの事、いかでこれ無くして已まん。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
然(しか)るに奸臣(かんしん)斉泰(せいたい)黄子澄(こうしちょう)、禍心を包蔵し、橚(しゅく)、榑(ふ)、栢(はく)、桂(けい)、楩(べん)の五弟、数年ならずして、並びに削奪(さくだつ)せられぬ、栢(はく)や尤(もっとも)憫(あわれ)むべし、闔室(こうしつ)みずから焚(や)く、聖仁上(かみ)に在り、胡(なん)ぞ寧(なん)ぞ此(これ)に忍ばん。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)