“削立”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せうりつ33.3%
さくりつ33.3%
つゝた33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此(この)高山(かうざん)は、風景(ふうけい)極(きわ)めて美(うる)はしく、吾等(われら)の達(たつ)したる頂(いたゞき)は、三方(さんぽう)巖石(がんせき)が削立(せうりつ)して、自然(しぜん)に殿堂(でんどう)の形(かたち)をなし、かゝる紀念塔(きねんたふ)を建(た)つるには恰好(かつこう)の地形(ちけい)だから、遂(つひ)に此處(こゝ)に鐵車(てつしや)を停(とゞ)めた。
この小都會は削立(さくりつ)千尺の大岩石の上にあり。これを貫ける街道は僅に一車を行(や)るべし。こゝ等の家は、概(おほむ)ね皆平家(ひらや)に窓を穿(うが)つことなく、その代りには戸口を大いにしたり。
岩石(がんせき)が劍(つるぎ)のやうに削立(つゝた)つて居(を)る荒磯(あらいそ)の邊(へん)だのを、兵曹(へいそう)の元氣(げんき)に任(まか)せて引廻(ひきま)はされたので、酷(ひど)く疲(つか)れてしまつた。