“せうりつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
削立100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此(この)高山(かうざん)は、風景(ふうけい)極(きわ)めて美(うる)はしく、吾等(われら)の達(たつ)したる頂(いたゞき)は、三方(さんぽう)巖石(がんせき)が削立(せうりつ)して、自然(しぜん)に殿堂(でんどう)の形(かたち)をなし、かゝる紀念塔(きねんたふ)を建(た)つるには恰好(かつこう)の地形(ちけい)だから、遂(つひ)に此處(こゝ)に鐵車(てつしや)を停(とゞ)めた。
山(やま)の半腹(はんぷく)以上(いじやう)は赤色(せきしよく)の燒石(やけいし)の物凄(ものすご)い樣(やう)に削立(せうりつ)して居(を)るが、麓(ふもと)は限(かぎ)りもなき大深林(だいしんりん)で、深林(しんりん)の中央(ちうわう)を横斷(わうだん)して、大河(たいか)滔々(とう/\)と流(なが)れて居(を)る樣子(やうす)、其邊(そのへん)を進行(しんかう)したら隨分(ずいぶん)奇(く)しき出來事(できごと)もあらうと思(おも)つたので