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關其思
廼ち
關其思を
戮して
曰く、「
胡は
(一〇三)兄弟の
國也、
子之を
伐てと
言ふは
何ぞや」と。
胡君之を
聞いて、
鄭を
以て
己に
親しむと
爲して、
鄭に
備へず。
鄭人胡を
襲うて
之を
取れり。
昔鄭の
武公、
胡を
伐たんと
欲し、
廼ち
(一〇二)其子を
以て
之に
妻せたり。
因つて
羣臣に
問うて
曰く、「
吾、
兵を
用ひんと
欲す、
誰か
伐つ
可き
者ぞ」と。
關其思曰く、「
胡伐つ
可し」と。