“羣児”の読み方と例文
読み方割合
ぐんじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一夕藩吏突トシテ至リ、家君ヲ以テ去リ吉田城ニ押送シ妻児ヲ谷中やなかノ別邸ニ幽ス。両地音耗おんこう全ク絶ユ。時ニ弘ナオ幼ナリ。出デヽ羣児ぐんじト戯ル。すなわチ皆ののしツテ曰ク汝ノ父ハ賊ナリト。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)