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羣小
ふりがな文庫
“羣小”の読み方と例文
読み方
割合
ぐんしょう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぐんしょう
(逆引き)
天下の
羣小
(
ぐんしょう
)
を
麾
(
さしまね
)
いで、いたずらにタイモンの
憤
(
いきどお
)
りを招くよりは、
蘭
(
らん
)
を九
畹
(
えん
)
に
滋
(
ま
)
き、
蕙
(
けい
)
を百
畦
(
けい
)
に
樹
(
う
)
えて、
独
(
ひと
)
りその
裏
(
うち
)
に
起臥
(
きが
)
する方が遥かに得策である。余は公平と云い
無私
(
むし
)
と云う。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
後
(
のち
)
、太子
高熾
(
こうし
)
の
羣小
(
ぐんしょう
)
の
為
(
ため
)
に
苦
(
くるし
)
めらるるや、告げて曰く、殿下は
但
(
ただ
)
当
(
まさ
)
に誠を
竭
(
つく
)
して
孝敬
(
こうけい
)
に、
孳々
(
しし
)
として民を
恤
(
めぐ
)
みたもうべきのみ、万事は天に在り、小人は意を
措
(
お
)
くに足らずと。識見亦高しというべし。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
羣小(ぐんしょう)の例文をもっと
(2作品)
見る
羣
部首:⽺
13画
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
“羣”で始まる語句
羣
羣臣
羣児
羣流
羣烏
羣経
“羣小”のふりがなが多い著者
幸田露伴
夏目漱石