“ぐんじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
郡司75.0%
軍司8.3%
羣児8.3%
軍事8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふたゝびあんずるに、小野の小町は羽州うしう郡司ぐんじ小野の良実よしざねむすめなり、楊貴妃やうきひ蜀州しよくしう司戸しこ元玉がむすめなり、和漢ともに北国の田舎娘世に美人の名をつたふ。
午後の二時に哈爾賓ハルピンへ着いた。ブラツト・フオオムに立つて居た日本人は私の為に出て居てくれた軍司ぐんじ氏であつた。電報が来たと云つて斎藤氏が持つて来た。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
西伯利亜シベリアの景色お気に入りしと思ふ」と云ふ大連たいれん平野万里ひらのまりさんから寄越よこしたものであつた。伊藤公の狙撃されたと云ふ場処ばしよに立つて、その眼前がんぜんに見た話を軍司ぐんじ氏の語るのを聞いた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
一夕藩吏突トシテ至リ、家君ヲ以テ去リ吉田城ニ押送シ妻児ヲ谷中やなかノ別邸ニ幽ス。両地音耗おんこう全ク絶ユ。時ニ弘ナオ幼ナリ。出デヽ羣児ぐんじト戯ル。すなわチ皆ののしツテ曰ク汝ノ父ハ賊ナリト。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
諭吉ゆきちは、さらに明治めいじ十五(一八八二)ねんに、「時事新報じじしんぽう」という新聞しんぶん発行はっこうし、政治せいじ教育きょういく外交がいこう軍事ぐんじ婦人ふじんもんだいなどについて、論文ろんぶんをのせました。