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篋
ふりがな文庫
“篋”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はこ
57.1%
かたみ
14.3%
けふ
14.3%
ばこ
14.3%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はこ
(逆引き)
蘭軒は平素身辺に大小種々の
篋
(
はこ
)
を置いた。恐くは
小什具
(
せうじふぐ
)
を貯へ、又書紙を
蔵
(
をさ
)
むる用に供したのであらう。起居不自由なる蘭軒が
篋篚
(
けふひ
)
の便を藉ることの多かつたのは、固より
異
(
あやし
)
むに足らない。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
篋(はこ)の例文をもっと
(4作品)
見る
かたみ
(逆引き)
此
(
この
)
時
(
とき
)
程済は辛くも
篋
(
かたみ
)
を砕き得て、
篋中
(
きょうちゅう
)
の物を
取出
(
とりいだ
)
す。
出
(
い
)
でたる物は
抑
(
そも
)
何ぞ。
釈門
(
しゃくもん
)
の人ならで
誰
(
たれ
)
かは要すべき、大内などには有るべくも無き
度牒
(
どちょう
)
というもの三
張
(
ちょう
)
ありたり。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
篋(かたみ)の例文をもっと
(1作品)
見る
けふ
(逆引き)
記
(
き
)
して此に至つた時、わたくしは的矢の北条氏所蔵の霞亭尺牘一
篋
(
けふ
)
を借ることを得た。思ふにわたくしは今よりこれを検して、他日幾多の訂正をしなくてはなるまい。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
篋(けふ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
ばこ
(逆引き)
紫にもみうらにほふみだれ
篋
(
ばこ
)
をかくしわづらふ宵の春の神
みだれ髪
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
篋(ばこ)の例文をもっと
(1作品)
見る
篋
漢検1級
部首:⽵
15画
“篋”を含む語句
寶篋印塔
篋中
篋底
遺篋
銭篋
宝篋印
裝彈篋
胠篋
紅篋
篋衍
篋篚
秘篋
玉篋兩浦島
玉篋両浦嶼
方纔篋
手篋
小篋
宝篋印塔
“篋”のふりがなが多い著者
山川登美子
増田雅子
幸田露伴
与謝野晶子
森鴎外
永井荷風