“方纔篋”の読み方と例文
読み方割合
はうざんけふ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし書きをはつた比は、貞白が稍落著いた。榛軒は方纔篋はうざんけふを探つて、金三十両を出してわたした。貞白は驚喜してこれを懐にして去つたと云ふのである。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)