“徴兵”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちょうへい75.0%
ちようへい12.5%
とら12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その父が徴兵ちょうへいをきらったということは初耳はつみみである。それについて一言もしない母は、父からそれをきかなかったのであろうか。
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)
あとには子供こども一人ひとり其時そのとき戸長様こちやうさま帳面前ちやうめんまへ年紀とし六ツ、おや六十で二十はたちなら徴兵ちようへいはおこぼしとなに間違まちがへたかとゞけが五ねんおそうして本当ほんたうは十一、それでも奥山おくやまそだつたからむら言葉ことばろくにはらぬが
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
「な、お父つあ、来春俺が徴兵とられたら、こりゃお互様のことになるだ。俺、一寸、行って来るよ。」
前夜 (新字新仮名) / 本庄陸男(著)