“兵蔵”の読み方と例文
読み方割合
へいぞう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
兵蔵(へいぞう)は、いつに変(か)わらぬのんきな顔(かお)つきをして、しきりに筆(ふで)を動(うご)かして、いま女(おんな)の頭(あたま)から描(か)きはじめたところです。
生きている看板 (新字新仮名) / 小川未明(著)
村(むら)の人(ひと)たちも、看板(かんばん)を目標(もくひょう)に、道筋(みちすじ)などを語(かた)るようになりました。しかし、これを描(か)いた兵蔵(へいぞう)は、それから転々(てんてん)して、どこへか移(うつ)っていってしまった。
生きている看板 (新字新仮名) / 小川未明(著)
その日(ひ)の晩方(ばんがた)には、美(うつく)しい女(おんな)の立(た)ち姿(すがた)がみごとに描(か)き上(あ)がりました。兵蔵(へいぞう)は、はしごから降(お)りて、しばらく道(みち)の上(うえ)に立(た)って、自分(じぶん)の描(か)いた絵(え)に見(み)とれていました。
生きている看板 (新字新仮名) / 小川未明(著)