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奔々
ふりがな文庫
“奔々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ほんぽん
83.3%
ほんほん
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほんぽん
(逆引き)
人馬を高い所へ移すいとまもなく、遥か上流のほうから、真っ黒な水煙をあげて、
奔々
(
ほんぽん
)
の激浪が押してきた。
三国志:08 望蜀の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
花柳
(
かりゅう
)
の間に
奔々
(
ほんぽん
)
して
青楼
(
せいろう
)
の酒に酔い、別荘
妾宅
(
しょうたく
)
の会宴に
出入
(
でいり
)
の芸妓を召すが如きは通常の人事にして、甚だしきは大切なる用談も、酒を飲み
妓
(
ぎ
)
に戯るるの
傍
(
かたわ
)
らにあらざれば
日本男子論
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
奔々(ほんぽん)の例文をもっと
(5作品)
見る
ほんほん
(逆引き)
狐
綏々
(
すいすい
)
として蕩たることあり、
鶉
(
うずら
)
奔々
(
ほんほん
)
として良なし、悪貫已に
盈
(
み
)
つ。罪名宥さず。陥人の坑、今より
填
(
み
)
ち満ち、迷魂の陣、此より打開す。双明の燈を
焼毀
(
しょうき
)
し、九幽の獄に
押赴
(
おうふ
)
す。
牡丹灯記
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
奔々(ほんほん)の例文をもっと
(1作品)
見る
奔
常用漢字
中学
部首:⼤
8画
々
3画
“奔”で始まる語句
奔
奔走
奔馬
奔放
奔騰
奔湍
奔流
奔馳
奔命
奔逸
“奔々”のふりがなが多い著者
吉川英治
福沢諭吉
田中貢太郎