“黄老”の読み方と例文
読み方割合
くわうらう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
試みに之を歴史に徴すれば述而不作、信じていにしへを好みし儒教に次で起りしものは即ち黄老くわうらうの教也。東漢名節をたふとび三国功業を重んぜし後は即ち南北二朝の清談也。
凡神的唯心的傾向に就て (新字旧仮名) / 山路愛山(著)
韓非かんぴかん(四四)諸公子しよこうしなり刑名法術けいめいはふじゆつがくこのむ、しかうして(四五)其歸そのき黄老くわうらうもとづく。ひと口吃くちきつし、(四六)道説だうぜいすることあたはず、しかうしてしよあらはす。李斯りしとも荀卿じゆんけいつかふ。
昭矦せうこうもつしやうし、うち政教せいけうをさめ、ほか諸矦しよこうおうずること十五ねん申子しんしをはるまで、くにをさまりへいつよく、かんをかものかりき。申子しんしがくは、(四二)黄老くわうらうもとづき、(四三)刑名けいめいしゆとせり。