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くわうらう
試みに之を歴史に徴すれば述而不
レ作、信じて
古を好みし儒教に次で起りしものは即ち
黄老の教也。東漢名節を
尚び三国功業を重んぜし後は即ち南北二朝の清談也。
韓非は
韓の
(四四)諸公子也。
刑名法術の
學を
喜む、
而して
(四五)其歸は
黄老に
本づく。
非人と
爲り
口吃し、
(四六)道説すること
能はず、
而して
善く
書を
著はす。
李斯と
倶に
荀卿に
事ふ。
昭矦用て
相と
爲し、
内、
政教を
修め、
外、
諸矦に
應ずること十五
年、
申子の
身を
終るまで、
國治まり
兵彊く、
韓を
侵す
者無かりき。
申子の
學は、
(四二)黄老に
本づき、
(四三)刑名を
主とせり。