“紂王”の読み方と例文
読み方割合
ちゅうおう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
例えばいん紂王ちゅうおう、生蕃軍、玉藻前たまものまえ、○○侯等の暴虐の図、又は普通の美人や少年などに血をあしらった場面等の注文が次第に殖えて来た。
東京人の堕落時代 (新字新仮名) / 夢野久作杉山萠円(著)
悪来というのは、昔、いん紂王ちゅうおうの臣下で、大力無双と名のあった男である。曹操がそれにもまさると称したので、以来、典韋の綽名あだなになった。
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
しゅうの武王が臣の身として、君主であったいん紂王ちゅうおうを討ったのさえ、天の命ずるところにしたがい、民の与望にこたえれば、事は成就じょうじゅし、天は認めて