“ちゅうおう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
紂王61.3%
中央35.5%
江戸3.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
悪来というのは、昔、いん紂王ちゅうおうの臣下で、大力無双と名のあった男である。曹操がそれにもまさると称したので、以来、典韋の綽名あだなになった。
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
二、三にちまえの新聞しんぶんにあったが、まち中央ちゅうおうへビルディングができるので、ふかくほりさげていると、動物どうぶつほねてきた。
アパートで聞いた話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
江戸ちゅうおうの淫靡廃頽の気分が、剛健質実の地方へも伝わり、いやらしい化粧の女などが、ピラリシャラリと出入りしている。
血煙天明陣 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)