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中央
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ちゅうおう
ふりがな文庫
“
中央
(
ちゅうおう
)” の例文
ただいつまでも
試合場
(
しあいじょう
)
の
中央
(
ちゅうおう
)
が大きな
空虚
(
くうきょ
)
になりッぱなしとなって、人ばかり
右往左往
(
うおうさおう
)
しているので、さかんにガヤガヤもめている。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
二、三
日
(
にち
)
まえの
新聞
(
しんぶん
)
にあったが、
街
(
まち
)
の
中央
(
ちゅうおう
)
へビルディングができるので、
地
(
ち
)
を
深
(
ふか
)
くほりさげていると、
動物
(
どうぶつ
)
の
骨
(
ほね
)
が
出
(
で
)
てきた。
アパートで聞いた話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
わたしたちはフランスの
中央
(
ちゅうおう
)
の一部、たとえばローヴェルニュ、ル・ヴレー、ル・リヴァレー、ル・ケルシー、ル・ルーエルグ、レ・セヴェンネ
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
そして新吉の手が
抜
(
ぬ
)
けるほどぐいと引き立て、引きずるようにして
中央
(
ちゅうおう
)
の
垂
(
た
)
れ
幕
(
まく
)
のかげへ
連
(
つ
)
れて行ってしまいました。
曲馬団の「トッテンカン」
(新字新仮名)
/
下村千秋
(著)
私
(
わたくし
)
はうれしくもあれば、また
意外
(
いがい
)
でもあり、
言
(
い
)
わるるままに
急
(
いそ
)
いで
建物
(
たてもの
)
の
内部
(
なか
)
へ
入
(
はい
)
って
見
(
み
)
ますと、
中央
(
ちゅうおう
)
正面
(
しょうめん
)
の
白木
(
しらき
)
の
机
(
つくえ
)
の
上
(
うえ
)
には
果
(
はた
)
して
日頃
(
ひごろ
)
信仰
(
しんこう
)
の
目標
(
まと
)
である
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
▼ もっと見る
中央
(
ちゅうおう
)
区の、とあるさびしい屋敷町を、さっきの、ふしぎな警官が、テクテクと、歩いていました。やっぱり、まるい大きな、ふろしきづつみを、こわきにかかえているのです。
怪奇四十面相
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
しかし
中央
(
ちゅうおう
)
の
垂
(
た
)
れ
幕
(
まく
)
の前に立っている
団長
(
だんちょう
)
はもちろん、ファットマンの
周囲
(
しゅうい
)
に立っている四、五人の道具方も、それが新吉であることは
夢
(
ゆめ
)
にも知りませんでした。
曲馬団の「トッテンカン」
(新字新仮名)
/
下村千秋
(著)
それをながめた
竹童
(
ちくどう
)
が、
試合場
(
しあいじょう
)
の
中央
(
ちゅうおう
)
で飛びあがるように手をふると、あなたにいた
木隠
(
こがくれ
)
、
巽
(
たつみ
)
、
加賀見
(
かがみ
)
、
山県
(
やまがた
)
の四人、
矢来
(
やらい
)
の
木戸口
(
きどぐち
)
から一
散
(
さん
)
にそこへかけだしてきて
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
南洋産
(
なんようさん
)
の
緑色
(
みどりいろ
)
の
葉
(
は
)
の
長
(
なが
)
い
植物
(
しょくぶつ
)
が、
大
(
おお
)
きな
鉢
(
はち
)
に
植
(
う
)
えられて、すみの
方
(
ほう
)
と、
中央
(
ちゅうおう
)
に
置
(
お
)
いてありました。
世の中へ出る子供たち
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
浜松城の隠密組菊池半助がいつのまにか広前の
中央
(
ちゅうおう
)
にすッくと立っているのが見える。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そして、一
本
(
ぽん
)
の
脊
(
せい
)
の
高
(
たか
)
い
常磐木
(
ときわぎ
)
を
中央
(
ちゅうおう
)
に
立
(
た
)
てかけて、それには、
金紙
(
きんがみ
)
や、
銀紙
(
ぎんがみ
)
が
結
(
むす
)
びつけてあり、また、いろいろの
紅
(
あか
)
や、
紫
(
むらさき
)
のおもちゃや、
珍
(
めずら
)
しい
果物
(
くだもの
)
などがぶらさがっていました。
酔っぱらい星
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
鉛色
(
なまりいろ
)
をした、
冬
(
ふゆ
)
の
朝
(
あさ
)
でした。
往来
(
おうらい
)
には、まだあまり
人通
(
ひとどお
)
りがなかったのです。
広
(
ひろ
)
い
路
(
みち
)
の
中央
(
ちゅうおう
)
を
電車
(
でんしゃ
)
だけが、
潮
(
うしお
)
の
押
(
お
)
しよせるようなうなり
声
(
ごえ
)
をたて、うす
暗
(
ぐら
)
いうちから
往復
(
おうふく
)
していました。
波荒くとも
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
この
空
(
あ
)
き
地
(
ち
)
の
中央
(
ちゅうおう
)
に、一
本
(
ぽん
)
の
高
(
たか
)
い
松
(
まつ
)
の
木
(
き
)
がありました。
町はずれの空き地
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
☆
羅宇屋
(
ラオや
)
──キセルの
中央
(
ちゅうおう
)
の
竹
(
たけ
)
の
管
(
くだ
)
をなおす
商売
(
しょうばい
)
の
人
(
ひと
)
。
幼き日
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
央
常用漢字
小3
部首:⼤
5画
“中央”で始まる語句
中央部
中央線
中央公論
中央火口丘
中央程
中央公園
中央新聞
中央墓地
中央支那
中央政府