“銀紙”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぎんがみ83.3%
ぎんし16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やがて賊にふんした団長が、銀紙（ぎんがみ）をはったキラキラした大太刀（おおだち）をひっつかんで出てきました。
正坊とクロ (新字新仮名) ／ 新美南吉(著)
遊び相手に彼女の一番いゝ蝋人形（いつも私が銀紙（ぎんがみ）にくるんで抽斗（ひきだし）の中にしまつておくもの）
ジエィン・エア：02 ジエィン・エア (旧字旧仮名) ／ シャーロット・ブロンテ(著)
着いたとき彼女は、胸から裾（すそ）にかけて派手な秋草模様のついた絽縮緬（ろちりめん）の単衣（ひとえ）に、けばけばしく金紙（きんし）や銀紙（ぎんし）を張りつめた帯を背負っていた。
何が私をこうさせたか：――獄中手記―― (新字新仮名) ／ 金子ふみ子(著)