銀紙ぎんがみ)” の例文
やがて賊にふんした団長が、銀紙ぎんがみをはったキラキラした大太刀おおだちをひっつかんで出てきました。
正坊とクロ (新字新仮名) / 新美南吉(著)
遊び相手に彼女の一番いゝ蝋人形(いつも私が銀紙ぎんがみにくるんで抽斗ひきだしの中にしまつておくもの)
そして、一ぽんせいたか常磐木ときわぎ中央ちゅうおうてかけて、それには、金紙きんがみや、銀紙ぎんがみむすびつけてあり、また、いろいろのあかや、むらさきのおもちゃや、めずらしい果物くだものなどがぶらさがっていました。
酔っぱらい星 (新字新仮名) / 小川未明(著)
銀紙ぎんがみ買ひに行くときも
思ひ出:抒情小曲集 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
銀紙ぎんがみ色の竹槍の
山羊の歌 (新字旧仮名) / 中原中也(著)
銀紙ぎんがみを透かせば黒し
思ひ出:抒情小曲集 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)