“中央公論”の読み方と例文
読み方割合
ちゅうおうこうろん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
滝田くんはじめてぼくの家へ来たのはぼくの大学を出た年のあき、——ぼくはじめて「中央公論ちゅうおうこうろん」へ「手巾はんけち」という小説しょうせつを書いた時である。
滝田哲太郎君 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
もし今後こんご中央公論ちゅうおうこうろん編輯へんしゅうたれかにゆずってひまときるとしたら、それらの追憶録ついおくろくかれると非常ひじょう面白おもしろいとおもっていました。
夏目先生と滝田さん (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
英吉利イギリス語を教える報酬ほうしゅうは僅かに月額六十円である。片手間かたてまに書いている小説は「中央公論ちゅうおうこうろん」に載った時さえ、九十銭以上になったことはない。
十円札 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)