“中央程”の読み方と例文
読み方割合
なかほど100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
所々降つて來さうな秋の星、八日許りの片割月が浮雲の端に澄み切つて、村は家並の屋根が黒く、中央程なかほどの郵便局の軒燈のみ淋しく遠く光つてゐる。
天鵞絨 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
所々降つて来さうな秋の星、八日許りの片割月かたわれづきが浮雲の端に澄み切つて、村は家並の屋根が黒く、中央程なかほどの郵便局の軒燈のみ淋しく遠く光つてゐる。
天鵞絨 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)