“西河”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せいが50.0%
さいか25.0%
せいか25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今匈奴が西河せいがに侵入したとあれば、なんじはさっそく陵を残して西河にせつけ敵の道をさえぎれ、というのが博徳への詔である。
李陵 (新字新仮名) / 中島敦(著)
孫乾そんけん西河さいかの岸に舟をそろえて避難民を渡してやるがよい。糜竺はその百姓たちを導いて、樊城へ入れしめよ。また関羽は千余騎をひきいて、白河はくが上流に埋伏まいふくして、土嚢どのうを築いて、流れを
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
唐の貞元年中、大理評事だいりひょうじを勤めているかんという人があって、西河せいか郡の南に寓居していたが、家に一頭の馬を飼っていた。馬は甚だ強い駿足しゅんそくであった。