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埋伏
ふりがな文庫
“埋伏”の読み方と例文
読み方
割合
まいふく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まいふく
(逆引き)
つづいて翌日には、花栄、
秦明
(
しんめい
)
、
徐寧
(
じょねい
)
、
呼延灼
(
こえんしゃく
)
の四人とその部隊が来て、これは渭河の両岸に、
埋伏
(
まいふく
)
の計をとって、影をひそめる。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
やがて食卓から立って妻児が下りて来た頃は、北天の一隅に
埋伏
(
まいふく
)
し居た彼濃い
紺靛色
(
インジゴーいろ
)
の雲が、
倏忽
(
たちまち
)
の中にむら/\と
湧
(
わ
)
き
起
(
た
)
った。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
「どうも
姉様
(
ねえさん
)
難有
(
ありがと
)
う。」車夫は輪軸を検せんとて梶棒を下すを
暗号
(
あいず
)
に、おでん
燗酒
(
かんざけ
)
、
茄小豆
(
ゆであずき
)
、大福餅の屋台
店
(
みせ
)
に、
先刻
(
さき
)
より
埋伏
(
まいふく
)
して待懸けたる、車夫、
日雇取
(
ひようとり
)
、立ン坊、七八人
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
埋伏(まいふく)の例文をもっと
(20作品)
見る
“埋伏”の意味
《名詞》
埋 伏(まいふく)
埋もれ隠れること。
待ち伏せすること。
(出典:Wiktionary)
埋
常用漢字
中学
部首:⼟
10画
伏
常用漢字
中学
部首:⼈
6画
“埋”で始まる語句
埋
埋火
埋木
埋葬
埋没
埋合
埋立
埋沒
埋地
埋兵
“埋伏”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
吉川英治
徳冨蘆花
泉鏡花