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埋兵
ふりがな文庫
“埋兵”の読み方と例文
読み方
割合
まいへい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まいへい
(逆引き)
「伏兵はいないか」と、用心深い眼で見まわしていたが、四山に草木もなく、
埋兵
(
まいへい
)
の気ぶりも見えないので、意を安んじ、全軍をこの谷に休めて
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
総攻撃の日となるや、その
埋兵
(
まいへい
)
二百余が、城内からも火を放って、暴れ出したのであるから、陥ちたのは当然だった。
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
発火、
埋兵
(
まいへい
)
、
殲滅
(
せんめつ
)
の三段に手筈を定めて、全軍ひそと、仮寝のしじまを装っていると、やがて果たして、人馬の音が、
粛々
(
しゅくしゅく
)
と夜気を忍んでくる様子だった。
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
埋兵(まいへい)の例文をもっと
(4作品)
見る
埋
常用漢字
中学
部首:⼟
10画
兵
常用漢字
小4
部首:⼋
7画
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