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土嚢
ふりがな文庫
“土嚢”の読み方と例文
読み方
割合
どのう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どのう
(逆引き)
雨の中に、石や
土嚢
(
どのう
)
を積み、また、森の大木を
伐
(
き
)
り
仆
(
たお
)
して、乱雑なる
防塞
(
ぼうさい
)
を組み、部将から足軽の下まで人間力の限界まで、働きあった。
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
風呂敷、米俵の類を集めて、土俵、
土嚢
(
どのう
)
を造った。隊士も、百姓も、土を掘って米俵へつめては、
篝火
(
かがりび
)
の燃えている下へ、いくつも積上げた。
近藤勇と科学
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
しかし人の話に、壮烈な進撃とは云っても、実は
土嚢
(
どのう
)
を
翳
(
かざ
)
して
匍匐
(
ほふく
)
して行くこともあると聞いているのを思い出す。そして多少の興味を
殺
(
そ
)
がれる。
あそび
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
土嚢(どのう)の例文をもっと
(14作品)
見る
“土嚢”の意味
《名詞》
土嚢(どのう)
土を詰め込んだ袋。防水、防弾などに使用される。
(出典:Wiktionary)
“土嚢”の解説
土嚢(どのう、en: sandbagあるいはdirtbag)は、布袋の中に土砂を詰めて用いる土木資材のこと。水害時の応急対策や土木工事全般に用いられるほか、爆発物の処理、銃弾や砲弾破片を防ぐ遮蔽物などにも用いられる。砂を詰める場合には砂嚢(さのう)ともいう。
(出典:Wikipedia)
土
常用漢字
小1
部首:⼟
3画
嚢
漢検準1級
部首:⼝
18画
“土”で始まる語句
土産
土
土地
土塀
土間
土器
土手
土瓶
土堤
土耳古
“土嚢”のふりがなが多い著者
高見順
ヴィクトル・ユゴー
橘外男
直木三十五
吉川英治
谷崎潤一郎
夏目漱石
海野十三
森鴎外