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西河
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せいが
ふりがな文庫
“
西河
(
せいが
)” の例文
今匈奴が
西河
(
せいが
)
に侵入したとあれば、
汝
(
なんじ
)
はさっそく陵を残して西河に
馳
(
は
)
せつけ敵の道を
遮
(
さえぎ
)
れ、というのが博徳への詔である。
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
...
若
(
も
)
し
君
(
きみ
)
、
徳
(
とく
)
を
修
(
をさ
)
めずんば
(八六)
舟中
(
しうちう
)
の
人
(
ひと
)
盡
(
ことごと
)
く
敵國
(
てきこく
)
たらん』と。
武矦
(
ぶこう
)
曰
(
いは
)
く『
善
(
よ
)
し』と。
(八七)
即
(
すなは
)
ち
呉起
(
ごき
)
を
封
(
ほう
)
じて
西河
(
せいが
)
の
守
(
しゆ
)
と
爲
(
な
)
す。
甚
(
はなは
)
だ
(八八)
聲名
(
せいめい
)
有
(
あ
)
り。
国訳史記列伝:05 孫子呉起列伝第五
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
起
(
き
)
曰
(
いは
)
く、『
西河
(
せいが
)
を
守
(
まも
)
りて、
秦
(
しん
)
の
兵
(
へい
)
敢
(
あへ
)
て
東
(
ひがし
)
に
郷
(
むか
)
はず、
韓
(
かん
)
・
趙
(
てう
)
・
(九二)
賓從
(
ひんじう
)
するは、
子
(
し
)
、
起
(
き
)
に
孰
(
いづ
)
れぞ』と。
国訳史記列伝:05 孫子呉起列伝第五
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
李広利
(
りこうり
)
を破ったその敵の主力が今どのあたりにいるのか? 今、
因杅
(
いんう
)
将軍
公孫敖
(
こうそんごう
)
が
西河
(
せいが
)
・
朔方
(
さくほう
)
の辺で
禦
(
ふせ
)
いでいる(
陵
(
りょう
)
と手を分かった
路博徳
(
ろはくとく
)
はその応援に
馳
(
は
)
せつけて行ったのだが)
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
文矦
(
ぶんこう
)
、
呉起
(
ごき
)
が
善
(
よ
)
く
兵
(
へい
)
を
用
(
もち
)
ひ・
(七五)
廉平
(
れんぺい
)
にして
能
(
のう
)
を
盡
(
つく
)
し
士
(
し
)
の
心
(
こころ
)
を
得
(
え
)
たるを
以
(
もつ
)
て、
乃
(
すなは
)
ち
以
(
もつ
)
て
西河
(
せいが
)
の
守
(
しゆ
)
と
爲
(
な
)
し、
以
(
もつ
)
て
秦
(
しん
)
・
韓
(
かん
)
を
拒
(
ふせ
)
がしむ。
魏
(
ぎ
)
の
文矦
(
ぶんこう
)
既
(
すで
)
に
卒
(
しゆつ
)
す。
起
(
き
)
、
其子
(
そのこ
)
武矦
(
ぶこう
)
に
事
(
つか
)
ふ。
国訳史記列伝:05 孫子呉起列伝第五
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
西
常用漢字
小2
部首:⾑
6画
河
常用漢字
小5
部首:⽔
8画
“西河”で始まる語句
西河岸
西河内
西河尻