“樹墻”の読み方と例文
読み方割合
じゅしょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
樹墻じゅしょうを越えてその向うに、川奈ゴルフ・リンクのフェア・ウェイがひろびろとひらけ、ゴルファーが歩きまわっているが指のさきほどに小さく見える。
キャラコさん:01 社交室 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
ヘッド・ライトで樹墻じゅしょうを照しながら、玉砂利の道をうねりあがって行くと、ひろびろとした園遊会向きの芝生のむこうに、柱廊のある美しい正面ファサードが見えた。
だいこん (新字新仮名) / 久生十蘭(著)