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樹陰
ふりがな文庫
“樹陰”の読み方と例文
読み方
割合
こかげ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こかげ
(逆引き)
牛方は
杉
(
すぎ
)
の根元にあった古い切り株を半蔵に譲り、自分はその辺の
樹陰
(
こかげ
)
にしゃがんで、
路傍
(
みちばた
)
の草をむしりむしり語り出した。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
日は来たりぬ、われ再びこの暗く
繁
(
しげ
)
れる
無花果
(
いちじく
)
の
樹陰
(
こかげ
)
に座して、かの田園を望み、かの果樹園を望むの日は再び来たりぬ。
小春
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
「おん身の非難の余波ぐらいで乱されるこの門であったら、億衆の中に立って、
救世
(
ぐぜ
)
の
樹陰
(
こかげ
)
となる資格はない」
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
樹陰(こかげ)の例文をもっと
(12作品)
見る
樹
常用漢字
小6
部首:⽊
16画
陰
常用漢字
中学
部首:⾩
11画
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樹陰位
検索の候補
樹陰位
陰樹
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フーゴー・フォン・ホーフマンスタール
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三遊亭円朝
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