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此岸
ふりがな文庫
“此岸”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しがん
81.8%
こっち
9.1%
こなた
9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しがん
(逆引き)
いったい、仏教では、この現実の世界、すなわち迷える私たちの不自由な世界をば、この岸、すなわち「
此岸
(
しがん
)
」といいます。
般若心経講義
(新字新仮名)
/
高神覚昇
(著)
此岸(しがん)の例文をもっと
(9作品)
見る
こっち
(逆引き)
鉄繩
(
てつなわ
)
の架橋 が
此岸
(
こっち
)
の山の岩から向う岸の山の岩へ括り付けてあって
其橋
(
それ
)
へブランコになって人が向うへ渡って行くというに過ぎなかったのでしょう。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
此岸(こっち)の例文をもっと
(1作品)
見る
こなた
(逆引き)
嵐山其ものと
桂川
(
かつらがわ
)
とは旧に仍って美しいものであったが、川の
此岸
(
こなた
)
には風流に屋根は
萩
(
はぎ
)
で
葺
(
ふ
)
いてあったが自働電話所が出来たり、電車が通い、汽車が通い、要するに
殺風景
(
さっぷうけい
)
なものになり果てた。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
此岸(こなた)の例文をもっと
(1作品)
見る
“此岸”の意味
《名詞》
此岸(しがん)
(仏教)迷いのあるこの世の世界。俗世。現世。
(出典:Wiktionary)
“此岸”の解説
此岸(しがん)とは、仏教において彼岸に対比される世界をいい、私たちが住んでいる現世のこと。此の世(このよ)。
(出典:Wikipedia)
此
漢検準1級
部首:⽌
6画
岸
常用漢字
小3
部首:⼭
8画
仏教に関する言葉
魔界
魔
首座
餓鬼
風狂
顕密
須弥山
頂相
隠居所
隠居寺
降魔
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阿吽
阿修羅
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野狐禅
醍醐
邪道
...
“此”で始まる語句
此方
此
此処
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此奴
此處
此間
此所
此頃
此様
検索の候補
海此岸
此河岸
“此岸”のふりがなが多い著者
徳冨蘆花
南方熊楠
柳宗悦
斎藤茂吉
和辻哲郎
森鴎外
岡本かの子