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向岸
ふりがな文庫
“向岸”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
むこうぎし
73.3%
むかうぎし
13.3%
むかう
6.7%
むかふぎし
6.7%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むこうぎし
(逆引き)
向岸
(
むこうぎし
)
の
晩香坡
(
バンクーバ
)
から
突然
(
だしぬけ
)
に大至急
云々
(
うんぬん
)
の電報が来て、二十四時間以内の
出帆
(
しゅっぱん
)
という事になったので、その忙がしさといったら話にならない。
難船小僧
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
向岸(むこうぎし)の例文をもっと
(11作品)
見る
むかうぎし
(逆引き)
丁
(
ちやう
)
ど
瞳
(
ひとみ
)
を
離
(
はな
)
して、あとへ
一歩
(
ひとあし
)
振向
(
ふりむ
)
いた
處
(
ところ
)
が、
川
(
かは
)
の
瀬
(
せ
)
の
曲角
(
まがりかど
)
で、やゝ
高
(
たか
)
い
向岸
(
むかうぎし
)
の、
崖
(
がけ
)
の
家
(
うち
)
の
裏口
(
うらぐち
)
から、
巖
(
いは
)
を
削
(
けづ
)
れる
状
(
さま
)
の
石段
(
いしだん
)
五六段
(
ごろくだん
)
を
下
(
お
)
りた
汀
(
みぎは
)
に、
洗濯
(
せんたく
)
ものをして
居
(
ゐ
)
た
娘
(
むすめ
)
が、
恰
(
あたか
)
もほつれ
毛
(
げ
)
を
掻
(
か
)
くとて
城崎を憶ふ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
向岸(むかうぎし)の例文をもっと
(2作品)
見る
むかう
(逆引き)
駈足をしてる様な
急
(
いそが
)
しい人々、さては、濁つた大川を上り下りの川蒸気、川の
向岸
(
むかう
)
に立列んだ、強い
色彩
(
いろ
)
の
種々
(
いろいろ
)
の建物、などを眺めて、
取留
(
とりとめ
)
もない、
切迫塞
(
せつぱつま
)
つた
苦痛
(
くるしみ
)
に
襲
(
おそは
)
れてゐた事などが
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
向岸(むかう)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
むかふぎし
(逆引き)
爾時
(
そのとき
)
仮橋
(
かりばし
)
ががた/\いつて、
川面
(
かはづら
)
の
小糠雨
(
こぬかあめ
)
を
掬
(
すく
)
ふやうに
吹
(
ふ
)
き
乱
(
みだ
)
すと、
流
(
ながれ
)
が
黒
(
くろ
)
くなつて
颯
(
さつ
)
と
出
(
で
)
た。トいつしよに
向岸
(
むかふぎし
)
から
橋
(
はし
)
を
渡
(
わた
)
つて
来
(
く
)
る、
洋服
(
やうふく
)
を
着
(
き
)
た
男
(
をとこ
)
がある。
化鳥
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
向岸(むかふぎし)の例文をもっと
(1作品)
見る
向
常用漢字
小3
部首:⼝
6画
岸
常用漢字
小3
部首:⼭
8画
“向”で始まる語句
向
向日葵
向島
向側
向後
向脛
向背
向直
向合
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三遊亭円朝
夏目漱石
泉鏡花
室生犀星
石川啄木
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