“仮橋”のいろいろな読み方と例文
旧字:假橋
読み方割合
かりばし85.7%
かりはし14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
河原の中程にあった地蔵堂は引き上げられて、やや離れた竹藪たけやぶ仮橋かりばしの間に置かれてあったが、その藪へも水はひたひたと寄せているのでありました。
爾時そのとき仮橋かりばしががた/\いつて、川面かはづら小糠雨こぬかあめすくふやうにみだすと、ながれくろくなつてさつた。トいつしよに向岸むかふぎしからはしわたつてる、洋服やうふくをとこがある。
化鳥 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
此方こつちから向うの町に行く仮橋かりはしの上には、をりをり自転車や車が通つて行つた。
浴室 (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)