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岸
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がん
ふりがな文庫
“
岸
(
がん
)” の例文
常陸
(
ひだち
)
の海
岸
(
がん
)
で
朝
(
あさ
)
鰹船
(
かつをふね
)
の出かけを
寫
(
うつ
)
した
印畫
(
いんぐわ
)
を或る
專門
(
せんもん
)
家に見せた時には、どうしてもそれが中學三年生の
素
(
しろ
)
人である
私
(
わたし
)
の
撮影
(
さつえい
)
、
現像
(
げんぞう
)
、
燒
(
や
)
き
付
(
つけ
)
にかゝるといふことを
信
(
しん
)
じてもらへなかつた。
写真と思ひ出:――私の写真修行――
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
上流の方には京都の下加茂の森に好く似た
中島
(
なかじま
)
があつて
木立
(
こだち
)
の中に質素な別荘
家
(
や
)
が赤い屋根を幾つも見せて居る。両
岸
(
がん
)
には二階
造
(
づくり
)
に成つた洗濯
船
(
ぶね
)
が幾艘か繋がれて白い洗濯物が
飜
(
ひるがへ
)
つて居た。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
大運河の両
岸
(
がん
)
の層楼は
何
(
いづ
)
れも昔の建築で大抵は当時の貴族の邸宅だが、今はホテルや又は名も無い
富家
(
ふか
)
の
有
(
いう
)
に帰して、
碧榭
(
へきしや
)
朱欄さては
金泥
(
きんでい
)
の
画壁
(
ぐわへき
)
を水に映し、階上より
色色
(
いろいろ
)
の大きな旗を
靡
(
なび
)
かせて
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
“岸”の意味
《名詞》
(きし)海、湖沼、川などに接した陸地部分。
(出典:Wiktionary)
岸
常用漢字
小3
部首:⼭
8画
“岸”を含む語句
彼岸
対岸
河岸
河岸縁
海岸
川岸
河岸通
両岸
向岸
對岸
前岸
此岸
御厩河岸
彼岸桜
菖蒲河岸
海彼岸
代地河岸
海岸通
彼岸所
魚河岸
...