“深浅”の読み方と例文
旧字:深淺
読み方割合
しんせん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
高田(たかた)御城(しろ)大手先の広場(ひろば)に、木を方(かく)に削(けづ)り尺を記(しる)して建(たて)給ふ、是を雪竿(さを)といふ。長一丈也。雪の深浅(しんせん)公税(こうぜい)に係(かゝ)るを以てなるべし。
もっとも、味方の諸部将とて、みなこの川すじの深浅(しんせん)は心得ている。が同時に、それくらいな常識は武田方の諸将にもある。
上杉謙信 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
剣術の巧拙(こうせつ)を争わん歟(か)、上士の内に剣客甚(はなは)だ多くして毫(ごう)も下士の侮(あなどり)を取らず。漢学の深浅(しんせん)を論ぜん歟(か)、下士の勤学(きんがく)は日(ひ)浅(あさ)くして、もとより上士の文雅に及ぶべからず。
旧藩情 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)