“眠氣”のいろいろな読み方と例文
新字:眠気
読み方割合
ねむけ75.0%
ねふけ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まい……二まい、と兩方りやうはうで、ペエジをやツつ、とツつして、眠氣ねむけざましにこゑしてんでたが、けて、可恐おそろしく陰氣いんきとざされると、ひくこゑさへ
霰ふる (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
が、この出來事できごとわたし眠氣ねむけ瞬間しゆんかんましてしまつた。やみなか見透みすかすと、人家じんか燈灯ともしびはもうえなくなつてゐた。Fまち夢中むちうとほぎてしまつたのだつた。
一兵卒と銃 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
かり着替きかへぬれ着類きるゐ竿さをに掛け再び圍爐裡ゐろりはたへ來りてあたれば二日二夜のくるしみに心身しんしんともつかれし上今十分に食事しよくじを成して火にあたゝまりし事なれば自然しぜん眠氣ねふけ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)