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沖釣
ふりがな文庫
“沖釣”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おきづ
50.0%
おきづり
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おきづ
(逆引き)
分
(
わ
)
けられぬ
身
(
み
)
なれば
恩愛
(
おんあい
)
の
重
(
おも
)
きに
引
(
ひ
)
かれて、
車
(
くるま
)
には
乘
(
の
)
りけれど、かゝる
時
(
とき
)
氣樂
(
きらく
)
の
良人
(
おつと
)
が
心根
(
こゝろね
)
にくゝ、
今日
(
けふ
)
あたり
沖釣
(
おきづ
)
りでも
無
(
な
)
き
物
(
もの
)
をと
大つごもり
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
「浪人者といつても、すつかり町人になり濟まして居ますよ。二三年前から品川の
沖釣
(
おきづ
)
りで心安くなつて、
竿
(
さを
)
先三尺の附合ひで」
銭形平次捕物控:164 幽霊の手紙
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
沖釣(おきづ)の例文をもっと
(2作品)
見る
おきづり
(逆引き)
釣竿なしで釣が出来るものか、どうする了見だろうと、野だに聞くと、
沖釣
(
おきづり
)
には竿は用いません、糸だけでげすと顋を
撫
(
な
)
でて
黒人
(
くろうと
)
じみた事を云った。
坊っちゃん
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「品川へ
沖釣
(
おきづり
)
に行つて、自分だけ助かつて來たといふ、亡くなつた主人の
義弟
(
おとうと
)
の六郎さんといふのだね」
銭形平次捕物控:032 路地の足跡
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
沖釣(おきづり)の例文をもっと
(2作品)
見る
沖
常用漢字
小4
部首:⽔
7画
釣
常用漢字
中学
部首:⾦
11画
“沖”で始まる語句
沖
沖合
沖中
沖田
沖天
沖積
沖積層
沖永良部島
沖着
沖縄
“沖釣”のふりがなが多い著者
樋口一葉
夏目漱石
野村胡堂