“沖合”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おきあい75.0%
おきあひ12.5%
おきあ12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うんと集めてきて、山のように積みあげるんだ。もし今にも沖合おきあいに船影が見えたら、さっそくその枯草の山に火をつけて、救難信号きゅうなんしんごうにするんだ
恐竜島 (新字新仮名) / 海野十三(著)
かういふ津浪つなみ沖合おきあひおいてはがいして數尺すうしやくたかさしかたないから、もしそれがそのまゝのたかさをもつ海岸かいがん押寄おしよせたならば、大抵たいてい無難ぶなんなるべきはずである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
あるのこと、沖合おきあいで、汽船きせん衝突しょうとつして、一そうはしずみ、ついに行方不明ゆくえふめいのものが、八にんあったそうだ。あのひとは、うみへくぐる名人めいじんだってな。
海が呼んだ話 (新字新仮名) / 小川未明(著)