“沖積”の読み方と例文
読み方割合
ちゅうせき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ただその大部分だいぶぶんがその上につもった洪積こうせき赤砂利あかじゃり壚※ローム、それから沖積ちゅうせきすな粘土ねんどや何かにおおわれて見えないだけのはなしでした。
イギリス海岸 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
昔大利根が隅田川に落ちていた時代の河口の沖積ちゅうせき作用を確めることが出来たし、その後、人工によって河洲を埋立てて、下町を作った、その境界も知れるわけであった。
河明り (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
ぼくはあの図を出して先生になおしてもらったら次の日曜に高橋君たかはしくんたのんで僕のうちの近所きんじょのをすっかりこしらえてしまうんだ。僕のうちの近くなら洪積こうせき沖積ちゅうせきがあるきりだしずっと簡単かんたんだ。
或る農学生の日誌 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)