“おきづ”の漢字の書き方と例文
語句割合
沖釣100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けられぬなれば恩愛おんあいおもきにかれて、くるまにはりけれど、かゝるとき氣樂きらく良人おつと心根こゝろねにくゝ、今日けふあたり沖釣おきづりでもものをと
大つごもり (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
「浪人者といつても、すつかり町人になり濟まして居ますよ。二三年前から品川の沖釣おきづりで心安くなつて、竿さを先三尺の附合ひで」