-
トップ
>
-
十餘丈
読み方 | 割合 |
じふよぢやう | 50.0% |
じゆうよじよう | 50.0% |
隋の
沈光字は
總持、
煬帝に
事へて
天下第一驍捷の
達人たり。
帝はじめ
禪定寺を
建立する
時、
幡を
立つるに
竿の
高さ
十餘丈。
然るに
大風忽ち
起りて
幡の
曳綱頂より
斷れて
落ちぬ。
阿蘇の
靈地からは
火の
玉が
三つ
飛び
出たともいひ、また
性空上人は
霧島の
頂上に
參籠して
神體を
見屆けたといふ。それによれば
周圍三丈、
長さ
十餘丈、
角は
枯木の
如く、
眼は
日月の
如き
大蛇なりきと。