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曳綱
ふりがな文庫
“曳綱”の読み方と例文
読み方
割合
ひきづな
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひきづな
(逆引き)
隋
(
ずゐ
)
の
沈光
(
ちんくわう
)
字
(
あざな
)
は
總持
(
そうぢ
)
、
煬帝
(
やうだい
)
に
事
(
つか
)
へて
天下第一
(
てんかだいいち
)
驍捷
(
はやわざ
)
の
達人
(
たつじん
)
たり。
帝
(
てい
)
はじめ
禪定寺
(
ぜんぢやうじ
)
を
建立
(
こんりふ
)
する
時
(
とき
)
、
幡
(
はた
)
を
立
(
た
)
つるに
竿
(
さを
)
の
高
(
たか
)
さ
十餘丈
(
じふよぢやう
)
。
然
(
しか
)
るに
大風
(
たいふう
)
忽
(
たちま
)
ち
起
(
おこ
)
りて
幡
(
はた
)
の
曳綱
(
ひきづな
)
頂
(
いたゞき
)
より
斷
(
き
)
れて
落
(
お
)
ちぬ。
唐模様
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
区名入りの半纏、豆しぼりの手拭、赤や白の鉢巻、大男の子供たちが、二本の
曳綱
(
ひきづな
)
に群がって歩いて行くと、山車の中から、勇ましく、にぎやかに、
鉦
(
かね
)
と太鼓とが鳴りひびく。
花と龍
(新字新仮名)
/
火野葦平
(著)
ランチは程よい距離に近づいたところで、
曳綱
(
ひきづな
)
のロップを放すと、代って艀がひたひたと近づいて来た。巡査と村長さんらしいのが直立している。いかにも素朴な風をしている。
フレップ・トリップ
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
曳綱(ひきづな)の例文をもっと
(3作品)
見る
曳
漢検準1級
部首:⽈
6画
綱
常用漢字
中学
部首:⽷
14画
“曳”で始まる語句
曳
曳出
曳摺
曳船
曳舟
曳舟通
曳込
曳々
曳航
曳手
検索の候補
綱曳
“曳綱”のふりがなが多い著者
火野葦平
泉鏡太郎
北原白秋
泉鏡花